大峰山-世界の平和を祈る
大峰山(おおみねさん)
大峰山は、山上ヶ岳、稲村岳、大普賢岳、弥山(みせん)、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳、行者還岳などを含む大峰山系の山々の総称です。

その中に有って修行の御山としての大峰山(おおみねさん)は、山上ヶ岳(1719m)を示しています。
大峰山・山上ヶ岳は日本で唯一女人禁制の修行の御山です。

奈良県の南部に位置し、住所は〒638−0341奈良県吉野郡天川村大峰山。
大峰山の山頂には大峰山寺が在り、ご本尊は蔵王権現・不動明王・役行者神変大菩薩の三尊であります。
大峰山寺本堂は、わが国の高所最大の木造建築物で、国の重要文化財です。
大峰山寺は、5月3日に戸開け、9月23日を以て戸閉めとなります。

大峰山・山上ヶ岳は、1300年以前に、修験道の祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたといわれ、我が国修験道発祥の地であり、修験道修行の根本道場の御山であります。
故に大峰山は古来からの伝統的修験道の聖地と成っております。
大峰山は、修行により徳を積み、世の為人の為、ひいては「天下泰平」・「世界平和」を祈っての修行であり、有徳な人材育成の修行の場であり、一般的な登山との違いがあります。
大峰山の修行は、一般参道・表の行場・裏の行場、頂上の大峰山寺をお参りします。
参照:大峰山山上ヶ岳マップ
1936年   「吉野熊野国立公園」に指定
2004年07 ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録
大峰奥駆道(おおみねおくがけみち)
吉野山から大峰山系を経て熊野の熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に至る約80kmの道を「大峰奥駈道」(おおみねおくがけみち)と言い、修験者の修行の道となっています。
大峰奥駆道が開かれたのは長久年間(1040〜1044)に修験者の義叡、長円により熊野から大峰へと開かれたと言われています。
伝統的な山伏は、この奥駆け全行程を、75箇所([靡]なびき)の行場を巡礼しながら2週間ほどで歩いたといわれます。
奥駆け修行の行場の第一番は熊野本宮にあって、熊野から辿るのを順峰といい、第75番の吉野神宮から辿るのを逆峰といいます。
その昔は天台宗系聖護院(本山派)は熊野から吉野への順峰、真言宗系醍醐寺三宝院(当山派)は吉野から熊野への逆峰のコースを主導していたが、現在では大峰の修験道は、当山派の修験本宗が復活したこともあって、大部分が逆峰によって行われている。
参照:大峰奥駆道マップ
大峰山護持院(おおみねざんごじいん)
大峰山を護持している寺の事で、大峰山寺・桜本坊・金峯山寺・喜蔵院・東南院の五つの寺が有ります。護持院は大峰山行者講社本部として、大峰山の山伏(行者)の得度・先達号授与等、修験道在家信徒の入門の許可等を行われます。
参照:大峰山護持院櫻本坊  奈良県吉野郡吉野町吉野山1269
大峰山寺阪堺役講(おおみねさんじはんかいやっこう)
護持院、吉野区、洞川区、と共に大峰山寺の管理の役割を担うもので、大峰山の戸開け・戸閉め・大祭柴燈大護摩供他行事等の役割りを承る講であります。
大阪四島の岩・三郷・光明・京橋と、堺四島の鳥毛・井筒・五流・両郷の、講をもって大峰山寺阪堺役講と称したものであります。
女人大峰(にょにんおおみね)
山上ケ岳の西には稲村ケ岳(標高1725m)があります。
女人禁制の大峰山に対し、女人大峰と呼ばれているこの山は、昔から雨乞いの山として名高く、長い間女人の入山を閉ざしてきましたが、戦後になって解禁されました。
特に山頂の大日岳に祀られた大日如来は女性行者の信仰が篤く、普通の登山者だけでなく、信仰登山でもにぎわっています。
山頂付近は高山植物が豊富に見られ、特にシャクナゲの咲く季節は素晴らしい眺めとなります。
参照:稲村ヶ岳登山マップ /洞川マップ
大峰山山上ヶ岳の修行

大橋茶屋
洞川の宿場(〒638-0431奈良県吉野郡天川村洞川)からは約4kmくらい離れた所に登山口に駐車場と大橋茶屋(食堂)があります。
トイレは大峰山頂近くの宿坊しかないと思って下さい。
それもハチ等が飛び交ってる場合が多いので可也用をたしにくい。
●大峰登山中途に数軒休憩茶屋があります。
飲み物・葛湯等売っていますが、山ですから値段は少々高目です。
尚、丁度大峰登山中間位に「お助け水」があります。
無料ですが、過度に飲み過ぎ無い様にして下さい。
●持病のある方は薬・飴等忘れないようにして下さい。
●大峰登山の修行は無理は、しないようにしてください。
●大峰山は多くの講(グループ)が登りますので行場等で他の講の横入り等はしない様に順番を守って下さい。
●登山と下山の摺れ違いはお互い譲り合いの気持ちを忘れない事。
勿論、.谷川に有る場合、十分に滑落に注意。



清浄大橋
大峰山は他の御山と比べて物理的に、特に厳しい御山とは言えませんが、「厳しい修行の御山」として、来られる方も多いと思います。
また、「TV等々でも有名な御山なので、安全にしてあるだろう」と思っている方も多い様に感じますが、特に人工的に安全にしてある事は無いとお考え下さい。

そこで登山された方の心境に、「聞くほどに大したことない」と、いわば「侮る」気もちが生じてきます。この油断が特に下山時に生じます。
大峰山が修行の御山であるということを無事下山するまで忘れないで下さい。

参照:山上ヶ岳登山マップ

女人結界門
入山 女人結界門。
ここから先は女人の入場は禁止となっています。
結界門を一歩くくれば、大峰山の男性陣の修行です。
一瞬たりとも侮ったり、無事満行するまで油断をしない様にして下さい。




一般参道も道幅が狭いので上り下りのすれ違いの時は、特に谷側の人は注意する事。地崩れする場合、すべう場合、よろける場合が有ります。常に滑落の危険性は忘れない事。又山側の人も、よろけて谷側の人を押してしまう場合もあります。ですので、山も谷も十分に注意をして、相手に譲る気持ちをん持って下さい。「よう、お参り」。

お助け水
大峰山上迄の中間位の所に「お助け水」が有ります。
綺麗なお水で飲めますが、飲み過ぎには注意して下さい。
自然の恵みに感謝。


吉野迄24km等の表示。
吉野からの奥駆けのルートの一つです。
本堂まで2km..。


山 頂近くで「表の行場」に入りますが、行場は手足を同時に使いますので、
行場手前の茶屋で杖・かさ等預けてください。
また新客さん(初めての方)は、「サラシ」を先達に付けてもらって下さい。
「サラシ」は行場で、ふらついた場合に、先達が掴んで手助けする為に付けます。

出迎え不動明王
出迎え不動明王の前で経読みをします。
一般参道と行場の分岐点で、少し進むと表の行場に入ります。・
より一層神経を集中して無事満行を祈念します。

当講はこの茶屋で杖・笠等預けます。
行場は両手足を使います。
貴重品以外の大きい荷物等は預けて下さい。
御助け水をヤカンで置いてくれています。
又、杖に焼印(有料)を押してくれます。

杖・笠等、下山時忘れないようにして下さい。


裏階段
裏階段
裏階段に入ったあたりで「六根清浄・懺悔懺悔」の掛け声を掛けて登ります。
因みに六根とは眼、耳、鼻、舌、身、意を指します。
つまり視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感と、意識といういわば第六感にあたる、人間の認識の根幹である。それが我欲などの執着にまみれていては、正しい道を往くことはかなわない。そのため執着を断ち、魂を清らかな状態にすることを言います。
ここでは大声を出しても、誰も文句を言う人はいませんので、元気よく声を出して下さい。「ロッコンショウジョウ」 「ザンゲザンゲ」。

表の行場
表の行場最初の鐘掛け岩。
此処からは殆ど岩だらけの行場です。
しっかりトチェーンが安全かを確かめながら、しっかりと掴んで、
登って下さい。
団体の場合は、前の人との間をあまり詰めすぎない様に注意。

鐘掛け岩
鐘掛け岩
山先達の足の運び、前の人の足をよく見て足を運んでください。
岩から体を離さない事。
特に突風が吹きやすい行場です。風が強い時は行を避けて下さい。
勿論、雨で岩が濡れている場合は行を避けて下さい。
行場の中でも特に注意を要する魚場です。

鐘掛け岩の歌
「鐘掛と 問うて尋ねて 来て見れば 九穴の蔵王 下にこそ見れ」
西の覗き

西の覗き

此処では先達に荒々しく、俗世の罪を懺悔させられます。「浮気してへんか!!悪い事してへんか!!」。
「してへんわ」なんて言おうものなら綱を伸ばされます。「浮気しません。悪い事しません」となります。周囲の人は笑います。
稀に之を屈辱に感じられる方、名誉棄損に感じられる方がおられます。
その場合は行を無理してする事は有りませんので、行を避けて下さい。
西の覗き(俗世では最も有名な大峰山の行場)
「西の覗き」では、逆さになりますので、行前に貴重品・メガネ等は預かりますが、他の行場でも、胸ポケット等から落とす場合が有ります。落とせば谷底ですから回収不能です。
脇を締めて絶対に綱から抜けない姿勢を保って下さい。
周辺で見ている方は、絶対に崖の前の方には危険ですから行かないで下さい。
終われば歌詠みします。

西の覗きの歌
「ありがたや 西の覗きに 懺悔して 弥陀の浄土に 入るぞ嬉しき


もう少し進むと、次の行場は「お亀石」です。
ここも滑りやすい岩肌となっています。特に下りの場合、注意を怠らない事。

お亀石の歌
 「お亀石 踏むな叩くな 杖つくな 避けて通れよ 旅の新客」

大峯山護持院桜本坊宿坊

当講所属の大峰山護持院吉野櫻本坊の大峰山の宿坊です。当講の先達は桜本坊より、先達号・袈裟法螺等所持許可の証を承り、大峰修験の山伏入門と成ります。
大峰山護持院桜本坊宿坊(登山方向向いて右側)にて休憩。
暖かいお茶が用意されています。
宿坊奥に便所も有ります。

その後、全員で経読。

その後裏行場に入ります。
裏行場に入る前に宿坊前にて一列に整列して人数確認します。
道らしい道がないので、前の人と離れないようにして下さい。
先達は要所要所に配置して誘導します。
各行場では山先達の言う事をよく聞いて、手足を運んでください。
行くも行けず、引くに引けずになる場合があります。
必ず身体を運ぶ時は3点法(手足の動かす以外の手足は、しっかりと岩を捉えている事)を守って下さい。
体調の悪い方、自信の無い方は、無理をして行をしないで下さい。
先の階段を登れば大峰山本堂が有るので、そこで御待ちください。
裏の行場
不動登り岩 背割り岩 押し分け岩 護摩窟 屏風岩 袈裟掛岩 衣掛岩 見丈岩 間屋 賽の河原 天の川 大黒岩 背負岩 東の覗き 飛び石 出迎不動  蟻の戸渡 

不動登り岩
不動登り岩
裏行場の最初の難行です。
断崖絶壁では有りませんが油断は禁物。
岩場は滑りやすく絶対に気を抜かない事。
足元だけでなく頭にも注意して、前の人との距離を、とって下さい。滑った足が飛んでくる場合があります。

胎内くぐり
胎内くぐり
足元が滑りやすいので気をつけて下さい。しかも暗いですから、晴れている日でもツルツルです。
又、頭の方の岩にも注意。よく頭をぶつける方がいます。上下に注意する事。
大きい荷物を担いでいると、潜れない場合もあります。

東の覗き(役行者がおられます)
東の覗き
現在は封鎖されています.。
その昔は、手前の岩から役行者さん(写真手前)の岩へ、そして更に(写真奥)東の覗きの岩へと、跳んだと言われております。
写真には写っていませんが、足元に鎖2本をそれぞれの手で掴み、左足から降りて下さい。

蟻の戸渡り
蟻の戸渡り
新客さんが、「どこを登るの?」と言う程、狭い岩場を登ります。
最近まで行場頂上に動く岩(ごとごと岩)があったのですが、現在は取り除かれています

平等岩
平等岩
裏行場最後の難行です。
断崖絶壁の岩を命綱なしで、廻り込みます。
岩の頂点をしっかり手で掴んで、身体を岩から離さないようにして、山先達の指導をよく聞いて足を運んで下さい。


倶利伽羅不動
倶利伽羅不動で歌詠み。

平等岩の歌
「平等石 廻りて見れば 阿古滝の 捨つる命は 不動倶利伽羅」

ここ迄が裏行場です。

大峰山寺
大峰山寺本堂に先達・新客とも全員履物を脱いであがります。
秘密行者の前にて経読み。
後、同大峰山寺本堂にて護摩供厳修します。
家内安全等祈念下さい。
護摩供の後、必ず本堂前に全員集合下さい。
勝手に下山はしないで下さい。




お助け水
下山
登ってきた分だけ下りが有ります。

「行きは良い良い帰りは怖い」と言います。
帰りの事故が結構多い原因が三つ重なります。
●物理的原因
下りは膝を伸ばします。腰も曲げません。
これにより、身体の重心が高くなります。
即ち、登りと同じ道でも、転びやすい、滑りやすくなります。
一歩一歩を感謝の念と共に踏みしめ固める様にして歩く事。
決して侮り軽く跳ねるが如く歩まない事。

●体力的要因
登りで可也疲労が蓄積されます。
普通なら転ばないところでも、踏ん張れない状態に、
気づか無いうちに、なっています。
●後は下山だけの油断。
無事下山する迄は、油断無き様、お願いします。

行場へ入る前に預けた杖・かさ等、忘れないように下山して下さい。

登りでは賑わっていた「お助け水」。
登りとは違う雰囲気を感じます。
女人結界門
ただひたすらに無事満行を感謝下さい。
「有難う御座いました」

洞川の宿場
当講は西魏旅館に宿泊します。
旅館では浴衣・タオル・歯ブラシ・歯磨きチュ−ブが出ます。
洞川の土産で有名な「陀羅尼輔丸」は、西儀旅館の向かい側に有ります。
また、西儀旅館玄関ホールにも夜食後に売りに来ます。
西儀旅館玄関ホールにも土産は売っています。
翌日の吉野でも土産は買えます。

下足は絶対に他の人と間違わない様にして下さい。
目立つ名札をつけるとかしといて下さい。




龍泉寺
翌日朝食後、徒歩(10分位)にて龍泉寺(りゅうせんじ)まで行き、本堂で経読み
その後、徒歩(10分位)にてバス駐車場へ行きます。
バスで一路、吉野桜本坊まで行きます。
我々の属している吉野の大峰山護持院桜本坊に到着後、全員で記念撮影します。

櫻本坊で護摩供厳修後の
先達授与式
大峰山護持院桜本坊の本堂にて護摩供厳修。後、先達授与式。(院主不在時は経読みのみ。)
桜本坊大広間にて休憩。

その後二つのコースが有ります。
●バスで吉野駐車場まで行かれる方は、櫻本坊の上がってきた階段を下りてください。元の位置にバスが留まっています。
●徒歩にて吉野土産等商店街を通り抜けてバス駐車場まで歩く。蔵王堂を御参りする時間も有ります。お土産を買う時間も有ります。
参考:吉野山マップ
バスにて一路精進上げ宴会場「千石荘」へ。

蔵王堂
蔵王堂(金峯山修験本宗 総本山 国軸山金峯山寺
本尊蔵王権現(三体)は秘仏となっています。
2004年7月に大峰山一帯が世界遺産として登録された際に、10月1日桜本坊主催の吉野聖天大祭が執り行われ、写真手前で柴燈大護摩供厳修され、大峰龍王講も参加。行者問答(門者:澤田・答者・鈴木)を承り行いました。
徒歩でバス駐車場迄行く経路にあります。
バスで千石荘で精進上げをして、一路帰路となります。
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